最近の記事から

大人の側の

だいさんへいわ 新しい月を迎えて

先月のペンテコステ礼拝にあわせて、どうしても赤い大きな花を飾りたいと、アマリリスの球根をクラスの保育者に託しました。水をやり、室内で日の当たる場所に置いて、様子を見ました。とてもよく咲いてくれました。
ただ、一週早く盛りを迎えてしまい、なかなか人の思い通りにはいかないことを知ります。
 
保育の毎日もそうです。
なかなか大人の意図したところに響かない場合があったり、また、たくさんの「ぼくはこうしたかったのに!」がぶつかり、トラブルになったりということもあります。問題の多くは、大人の側の即効性を期待する難しさにあると思っています。
伝えるタイミングや伝え方、伝える人、いろいろなアプローチがあって、良い方向を探ることが大切だと考えます。園では、怪我につながらないよう注視しつつ、子どもの思いには時間をかけて向き合うこととしています。
 
今月は個人面談をすごします。
新しい一日の生活が整ったところで、ご家庭とクラスの保育者と思いを分かち合う機会を持つことができて、うれしく思います。
すでに、ご家庭からいくつかの相談をいただいています。
あわせて、こちらもクラスでの様子をお伝えできればと思います。
 
6月、花の日礼拝をおこないます。
聖書に「野原の花がどのように育つのかを考えてみなさい。」というイエス様の言葉があります。
小さな野の草でさえ、神様は色どりや美しさをもって装ってくださいます。神様は私たちを顧みないはずはありません。
子どもたち一人ひとりの持つ美しさを喜び、
そして、神様はすべて違う仕方で育まれることを知ります。
良い時間がすごせれば、と願います

このような者たちの

みことば

☆6月の聖句

マタイによる福音書 19章 14節

子どものようにすべてを自分以外のものに委ねるものこそ、神様の愛のうちにもっとも近くあるのだと教えられます。

子どもの体調不良について

おしらせ

新型コロナ感染症の規制が緩和されたことは園にとっても、大きな喜びです。だからこそ、消毒や換気などの基本的な感染対策は継続してまいります。
特に今年は、マスクを外しての生活に戻り、インフルエンザを含めた、ほかの感染症の流行が懸念されます。
ご家庭におかれましても、子どもの健康管理にはご留意ください。
※園では37.5℃以上の発熱、また、明らかな体調不良を認めた場合に連絡をとらせていただいています。
これは、集団生活の中で感染拡大の予防のためです。
また、解熱後24時間は静養の目安としています。
皆様のご協力お願い申し上げます。

生命の勢いが溢れ

だいさんへいわ 新しい月を迎えて

園庭の緑もぐんぐんと鮮やかさを増して、子どもたちの元気に呼応するかのようです。
もう既に庭のレモンの木にアゲハ蝶が来ています。
この夏にかけて生命の勢いが溢れ、毎朝子どもたちと何を楽しみとしようか迷うほどです。
天気の良い日は、園庭も屋上も一階のテラスもフル活用してすごしています。
乳児クラスは自分で靴を履くことが一つのハードルとなります。
ちょうど園庭に出る手前のベンチに座り、大人の手助けを待って、自分の靴を見つめたままの子どもがいます。ある時は待ってみて、ある時には手伝いをしながら・・・、子どもが自分でできる機会を守ることもクラスの課題です。

さて、先月はイエス様の復活の喜びを共にしました。
今月はキリスト教の三大祝日の一つペンテコステ(聖霊降臨日)を祝います。
イースターから50日目に目に見えない神さまの力が与えられた日を祝います。
この日から様々な国の言葉でイエス様を伝えていくことが始まったことから「教会の誕生した日」ともいわれます。
「聖霊が降った時、炎のような舌が分かれ分かれとなって、弟子たちの上にとどまった。」ことを記念して、赤いものを連想する飾りを用います。

「連休明けから、新型コロナ感染症も感染症法上の位置づけが変更されました。
ひき続き消毒、換気、手洗いの励行など、基本的な事項は続けてまいります。
礼拝の場でマスクなしで子どもたちの前に立つと、
あれ、せんせいマスクわすれてるよ!」と声があがりました。それだけ、マスク着用が習慣化しているのですね。
ときにマスクを外してすごすこともお許しいただき、
精一杯の笑顔で子どもを迎えます。

霊の結ぶ実は

みことば

☆5月の聖句

ガラテヤの信徒への手紙 5章22節

神様の見えない力のことを「霊」と呼びます。保育園の毎日は、いつも神様の導きによって、多くの良いもので満たされているということを教えられます

ペンテコステ(聖霊降臨日)

おしらせ


神様の聖霊がくだった日を保育園で祝います。
さんびか「ふしぎなかぜが」を歌って、クラスで礼拝をします。

ダウン症の娘と共に生きて

特別子育て講座

日にち 5月27日(土)10時から
場 所 第一平和保育園(松戸市松戸2283―1)
講 演「ダウン症の娘と共に生きて」
書家の金澤泰子氏、金澤翔子氏をお迎えします。
ダウン症の翔子さんと泰子さんの親子が二人三脚で歩まれた軌跡を直接伺う機会です。翔子さんによる席上揮毫(書道パフォーマンス)も近いお席で見ていただけます。ぜひご参加ください。
申込みフォーム(5月10日まで)

子どもの育ちの伝え合い

だいさんへいわ 新しい月を迎えて

 これまでの自分の安心できる場所、人、時間が存在している。その自分の居場所から離れて、すごす。
 生活の場が徐々に広がって、保育園もその居心地の良い安心できる環境となりますよう丁寧に育んでいきたいと思います。
 そのために、子どもの育ちの伝え合いが不可欠になります。これから子どもの生きる力のすばらしさに感動し、喜び合う機会をご一緒させていただきます。
 長いおつきあいになります。
 どうぞ気兼ねなくお声かけください。
 よろしくお願い申し上げます。

 さて、この春の季節はキリスト教の暦では、復活日(イースター)が祝われます。
 イエス・キリストは十字架の死後、かたい墓におさめられ、三日目によみがえられました。
 この十字架のイエス様によって、一人一人が新しく変えらたことを喜び祝う日です。
 イースターのお祝いに、たまご探しのレクリエーションを行います。(たまごカプセルを用います。)
 たまごは復活の象徴です。たまごはかたい殻に覆われて、一見すると死んでいるようです。その中に新たな命の始まりが確かにあることから、伝統的にたまごを飾りとして用います。

あなた方よりも先に

みことば

☆4月の聖句

マルコによる福音書 16章7節

かつて、ガリラヤという豊かな場所で、イエス様は多くの神の言葉を語られました。復活の後、弟子たちとそこで再会されます。
私たちよりもまず先にイエス様は、備えていてくださることを思います

共に育まれたことに感謝

だいさんへいわ 新しい月を迎えて

 桜のつぼみも膨らみ、一気に春めいてきました。
 4月の頃は這い這いですごしていたひよこクラスの子どもたちも、今では自分たちの靴をもって、力強い足どりで園庭に向かいます。
 園庭に出ますと大きいクラスの子どもたち同士で、さんびか「ちいさいいのちが」を歌いながら、園庭の地面を掘り起こして、虫たちが目を覚ますのを楽しみにしている姿に、こちらもうれしくなります。
 目に見えない大切な世界に子どもたちが目を向けている。私たちが日ごろ子どもと共に心にとめたい点です。
 先日のおやこ交流会でのこと、お子さんと並んで立った保護者の方が自己紹介でこうおっしゃられました。
 「この子の好きなところは、私のことを好きと言ってくれるところです。」
思わず拍手をしてしまいました。
 親子でお互いに響き合っているという尊さに、保育者は励まされました。

 今月は、ばら組27名が卒園を迎えます。
 この保育園も生まれて6年。よい出会いが与えられ、保育者も子どもも共に育まれたことに感謝しています。
 「この子たちにできるだろうか」
 行事の企画や日常の保育者の提案に、何度心配し、その後に自分の想像力の未熟さを思い知らされたか、わかりません。
 この保育園を心の拠り所として、元気にはばたいていってほしいと願います。
 残りのひと月も、その日一日を丁寧にすごしていきます。

 春の穏やかさの中に今年度を無事に終える感謝を思って止みません。
 皆様、本当に一年間お支えをいただき、ありがとうございました。

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