生命の勢いが溢れ

だいさんへいわ 新しい月を迎えて

園庭の緑もぐんぐんと鮮やかさを増して、子どもたちの元気に呼応するかのようです。
もう既に庭のレモンの木にアゲハ蝶が来ています。
この夏にかけて生命の勢いが溢れ、毎朝子どもたちと何を楽しみとしようか迷うほどです。
天気の良い日は、園庭も屋上も一階のテラスもフル活用してすごしています。
乳児クラスは自分で靴を履くことが一つのハードルとなります。
ちょうど園庭に出る手前のベンチに座り、大人の手助けを待って、自分の靴を見つめたままの子どもがいます。ある時は待ってみて、ある時には手伝いをしながら・・・、子どもが自分でできる機会を守ることもクラスの課題です。

さて、先月はイエス様の復活の喜びを共にしました。
今月はキリスト教の三大祝日の一つペンテコステ(聖霊降臨日)を祝います。
イースターから50日目に目に見えない神さまの力が与えられた日を祝います。
この日から様々な国の言葉でイエス様を伝えていくことが始まったことから「教会の誕生した日」ともいわれます。
「聖霊が降った時、炎のような舌が分かれ分かれとなって、弟子たちの上にとどまった。」ことを記念して、赤いものを連想する飾りを用います。

「連休明けから、新型コロナ感染症も感染症法上の位置づけが変更されました。
ひき続き消毒、換気、手洗いの励行など、基本的な事項は続けてまいります。
礼拝の場でマスクなしで子どもたちの前に立つと、
あれ、せんせいマスクわすれてるよ!」と声があがりました。それだけ、マスク着用が習慣化しているのですね。
ときにマスクを外してすごすこともお許しいただき、
精一杯の笑顔で子どもを迎えます。

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