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入園前の問い合わせで熱心なのが食事のことです。どのような食事が提供されているかはもちろん、食材やアレルギーの対応、形やメニューなど、話題に事欠きません。
毎日のクラスでも、こども、保育者はその日の給食に思いが募ります。
食育が大切にされるようになり久しくなりました。
子どもたちのいのちに関わる大切な事柄として、単に食べることの大切さを伝えるだけでなく、子どもたちが育っていく過程で、どのような食材に出会ってきたか、どのように食べるか。大きな変化が生じるこの乳幼期に、毎日の様子をご家庭と共に喜びたいと願っています。
保育園では、その日の食事の写真を玄関先に映しています。
送迎時に親子の会話が弾む様子を聴かせていただくことも多く、中には、給食室に毎日立ち寄って、「今日の給食おいしかったよ」と声をかけてくださる家庭もあります。
「あそび」と「食」、ぜひご家庭と共に毎日の伝え合いができれば、と願います。
給食室の栄養士、調理師は「保育者」として、毎日の
子どもの育ちに喜びをおぼえています。
今月は収穫感謝礼拝があります。
アメリカで祝われるサンクス・ギビング・デイにあわせて、行われます。
今年も「育てたものを食べたい」とクラスごとに少しずつ大きくなったキノコ、野菜の成長を楽しみにしています。
子どもたちと気づかされるのは、私たちがこうして野菜の育つのをじっと見て、水をあげて、楽しみにしているように、神様は私たち一人一人をじっと見て、必要なものを与えてくださり、少しずつ育つことを一番喜んでくださっているのだということです。
わたしたちも神様の実りとして、喜びの秋をすごします。

よその畑に

みことば

☆11月の聖句

ルツ記 2章8節

「落ち穂ひろい」の絵にあるように、異邦人や貧しい者のために落ち穂を畑に残しておくことが昔の決まりでした。神様はルツに目をとめ、やがて祝福に満ちて歩むようになります。わたしたちの貧しさに目をとめてくださる神様に感謝します。

今はほうっておいて!

だいさんへいわ 新しい月を迎えて

「よろしかったらお声掛けください。」
衣料品のお店などで、店員さんに積極的に声をかけられるのが苦手な方は、この言葉を聞くと安心する人がいます。
 その一方、店内を見て回るけれど、一向に声がかからず、聞きたいことがあってもお店の人がこちらに意識が向いていないために、そのまま帰ってしまうというケースがあります。
 さて子どもたちにとっての保育者はどうでしょうか。
乳児クラスの場合は、言語発達の未成熟さにあわせて、大人が気持ちを汲み取って言葉に変えることがあります。
 「積み木をながくならべたね。でんしゃかな。じゃあ、えきはこちらですよ」、
 「かしてって言えたね。今○○ちゃんは使っていたから、かしてもらえなかったんだね。かなしかったね。」などです。
 幼児クラスになると、自分の気持ちを自分で言葉にして表現するようになります。
 保育者は、「いつでも見ています。おはなし聴きます」のシグナルは送りつつ、言葉の先取りをしないように気をつけ、子どもたち同士、どのように話しているのかを見極めます。
 そう言いながら、わたしはつい先日、幼児クラスの子に、「●ちゃん、お給食を食べましたか」と声をかけたところ、「園長先生、今はほうっておいて!」と返ってきました。
 その子にとって、一人の大切な時間だったと後で思わされました。おせっかいの失敗談です。声をかけるタイミングも大切ですね。

私たちは知っている

みことば

☆10月の聖句

ローマの信徒への手紙5章3・4節

この後、「希望はわたしたちを欺くことはありません」と続きます。わたしたちにはどんな困難なことがあっても、それを乗り越える力が与えられます

いつもの状態を知れば知るほど

だいさんへいわ 新しい月を迎えて

 子どもたちの夢中になって遊ぶ姿に、愛おしさをおぼえます。とくに、0歳児クラスはこのところ著しく活発に動くようになりました。
 安心できる保育者のひざ元から少しずつ、遊びに移っていく姿に喜びを感じます。0歳児の子どもたちは手指の感覚よりも口の触覚の方が優位であり、いろいろなものを口に入れようとします。鈴の鳴るおもちゃをなめて見たり、ポットン落としの箱や棚の角を噛んでみたり、常日頃から衛生に気を使いつつ、少しずつ行動の範囲が広がっていくことに、こちらの工夫が試されます。
 
 また言語化されない時期の子どもの表現を大人がどのように受け止めるのか、私たちは五感全体を用いていることに気づきます。たとえば、保育者の膝によりかかる体重のかけ方や、洋服の裾を握る手の強さなど、いつもの状態を知れば知るほど、その大切さに気付かされます。
 
 4月入園の子は5ヶ月が経過しました。それぞれにできることが増え、感情の表し方や個々の性格、大事にしたいこだわりも知ることができるようになった時に、一層自らの敏感さを求める思いになります。
 例えば、色別のカップを積み上げていた時に、ガラガラと崩れて、それが面白くなってケタケタと笑う。かさねては崩して、笑う。それを見て、保育者も一緒にもらい笑いしてしまう。小さな世界で毎日すごすときに、大きい人も小さい人も等しく共感できるそういう瞬間があります。
 
 大人からの発信でなく、小さい人たちからの知らせを聞く喜びがあります。秋になり、幾分テラスが過ごしやすくなりますので、虫の声や色づいた葉っぱなど、季節の変化を肌で感じていきたいと思います。

あなたがたが彼らに

みことば

☆9月の聖句

マルコによる福音書 6章37節

イエス様が祝福し、弟子たちの手に渡された5つのパンと2匹の魚は5千人もの人のお腹を満たしました。
神様は私たちを用いて、小さなことを豊かにしてくださると礼拝にて、子どもたちと知ることができました

文末の一言が

新しい月を迎えて 未分類

先日、うれしいことがありました。
保育園のポストに手紙が入っていまして、差出人は三月に卒園した小学一年生のTくんとご家族からでした。
しかも、わざわざ園まで届けてくださったようです。


“だいさんへいわほいくえんのせんせいへ
ほいくえんにいるとき、
そだててもらってありがとうございました。
〇〇しょうがっこうにいってから、
さんすう、こくご、どうとく、たいいく、せいかつ、
しょしゃ、おんがく、しゅくだい、けいさん、
などがんばっています。またきます。”

書き方ノートに丁寧に書かれた内容に、今のT君の様子が溢れていて、「うん、うん」とうなずきつつ読ませていただきました。お母様もT君が表現した内容に驚かれたようです。

わたしたちの施設は、学区の境目にある保育園です。
卒園すると複数の小学校に分かれます。お母様からの手紙からクラスに同じ保育園からの子はいないこと、それでも新しい関係の中で活き活きと過ごされていることが知らされました。
最近はメールのやり取りなどが多く、直筆で手紙を書く機会も少なくなりました。
瞬時に伝わる電子のものとは違った伝わり方が手紙にはあります。元気さや健やかさが字体にも表れています。
「またきます」の文末の一言がうれしいですよね。
いつでも待っています。
クラスには段ボールで作った赤いポストが置かれています。字やイラストを描いて、ポストに入れて、先生や子ども同士でのやりとりを楽しみます。
日常の遊びがいろいろな豊かさを含んでいることに感謝しています。

平和が

みことば

☆8月の聖句

ヨハネによる福音書20章19節

8月にこの聖句を子どもたちとおぼえます。
まず神様がわたしたちの間に立ってくださる喜びがあります。世界の子どもに平和があるように祈ります。

体が暑さに慣れる時期

だいさんへいわ 新しい月を迎えて

第一月曜日はお誕生会の日です。
礼拝の後にみんなで「うまれるまえから」を歌って、祝います。誕生日カードは手形を押して、成長の記録を残すようにしています。あんなに小さかった手が、今では枠からはみ出てしまうのでは、と思うほど大きくなり、喜びを噛みしめるひと時ですね。
となりに座った4歳児クラスの子が、わたしの手と自分の手を比べて、「来年は先生の手と同じくらいおおきくなるからね」と教えてくれました。
またくらべっこができるように楽しみに待っています。

暑い夏がやってきました。
保育園から保護者の皆さんを「いってらっしゃい」と見送った後のことを思います。暑さの厳しい中、ここからお仕事先に向かう保護者の皆さんを想像し、頭の下がる思いです。
朝から汗びっしょりの子どもも多く思います。
この時期は子どもの体が暑さに慣れる時期です。
適宜冷房も活用しながらも、しっかりと汗をかいて体温調節できるよう、水分補給、着替えなどを充分にしていきたいと思います。
また、子どもたちが「自分でする」という機会をとおして、身の周りをきれいに保つことや自分のことを大切にする視点が養われていきます。
ゆったりとした気持ちで誘いかけ、子どもが納得するまで待つようにしていきたいと思います。
保育園では、子どもたちが楽しみにしている水あそびが始まります。安全に配慮しつつ、涼をとり、ひんやりとした感触に触れ、体をたっぷりとつかって遊ぶ体験を進めていきます。
おそらくは、お帰りの際の汚れ物が多くなる時期かと思います。
着替えのご準備などのご協力をよろしくお願い申し上げます

わたしたちには何も

みことば

☆7月の聖句

詩編23章1節

神様は羊飼い、わたしたちは養われる羊です。
羊は、羊飼いの言葉に従い、安らかに生きることができます。私たちも神様の導きに従って歩むものです。

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