11月2022

違いのひとつひとつをも

だいさんへいわ 新しい月を迎えて

 色鮮やかな紅葉がうれしい季節です。
 今年も無事にプレイデイを終えることができました。
 ゆり組、ばら組のプレイデイでは、子どもと保護者の方で何度も目を合わせ、手を振り、喜びの姿を表してくれました。
 思い起こせば幼いころお家の方と離れがたく泣いていた時期もありました。しかし、この日、目に見えない親子の心の距離は近く、安らかさが確かにあった…。
 送迎時のみ許された親御さんと共にある姿は、私たちが子どもたち一人一人を深く知る意味でも豊かな時間となりました。
 今回、残念なことにすべての方に直に見ていただくことが叶いませんでした。ひと月の間は映像を通して、一端をご覧いただきますように。
 さて、11月に入り収穫感謝礼拝をささげます。命を得させてくださる神さまの愛に私たちは「ありがとう」という言葉と共に過ごします。
 今年はじっさいに口にする野菜をならべ、色や形、重さや香りを感じながら礼拝をささげます。
 午後にはそれをそのまま野菜ビュッフェにして、いただこうと決めました。
 そのものの味、それぞれが持っている風味、個性。
 私たちもまた、神様につくられた違いを思います。
 違いのひとつひとつをも大切にする体験を通して、いよいよ待降節、クリスマスへと向かいます。

ほかの種は

みことば

☆11月の聖句

マルコによる福音書 4章 8節

イエスさまの種まきのたとえのお話です。神さまの言葉は、いつでも等しくわたしたちに与えられています。土を耕し、雨を降らせてくださるように神さまご自身が私たちにその人その人の心を養ってくださいます。

クリスマスについて

クリスマス

 保育園では、クリスマス(降誕日)の祝いを11月28日のアドヴェント(待降節)から大切に過ごします。
 これは、二千年以上前のこと、人々が救い主の到来を長い期間待ったことが起源です。アドヴェント礼拝ごとに少しずつクリスマスの飾りが並べられ、子どもたちと一緒に日を数えて、楽しみに待ちます。