2月2021

その子のその瞬間に

新しい月を迎えて

 暦の上では春となりますが、まだまだ寒い日が続きます。
 先日も「雪だ」、「あられだよ」、と空から降ってくる季節のおくりものに目を輝かせる子どもたちの姿がありました。身近な自然や出来事にいつも目を向けることを子どもたちと楽しんでいます。
 そして私たちは子どもたちが表すことばのすばらしさに日々感動をおぼえます。
 吐く息の白さに「くちからけむりがでてるよ」や、「ちゅうしゃじょうのみずたまりがガラスになってたよ」など子どもらしい一言を伝えてくれます。
 つぶやきはその子のその瞬間に出されるものですから、保育者はできるだけ書き留めていくようにと心がけています。
 目に見えない「今」をとどめておくこと、このことはお子さんが成長する過程でとても大切にしたいことですので、ご家庭でも忘れないうちに記録しておくことがよいと思います。

 送り迎えの時や連絡帳でお知らせくださっても、うれしいことです。

 玄関先で寒い中お待ちいただいていますこと、本当にありがとうございます。
 二回目の緊急事態宣言が延長されました。保護者の皆様にあらゆるご協力をいただき感謝しています。ひきつづき感染予防に努めてまいります。よろしくお願い申し上げます。

鹿が水を求めるように

みことば

2月の聖句

詩編 42章 2節

 鹿は以前の谷川の流れを求めて、涸れた谷に水が流れることを待っています。困難な状況にあったとしても、命の潤いを必ず与えてくださる神さまをいつも信じて歩んでいきます。