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だいさんへいわ 新しい月を迎えて
2024年9月1日
この夏は、各クラスとも涼しい部屋の中でたくさんの体験をしました。
心と身体が満たされたのでしょうか、ばら組の子どもたちから、「しあわせだね~」との言葉が聞かれ、満足した様子にわたしたちもほっとしています。
この季節、保育者養成校より、実習生を迎えています。
今の保育の一番新しい学びを座学にて学んでおられる方の子どもを見るまなざしにこちらも襟元を正される思いがします。
学生の方々は卒業して、資格が得られるとすぐに保育者としての歩みが始まります。
ご家庭でお子さんが与えられて、すぐにママ、パパと呼ばれるように保育者として立てられると「先生」と呼ばれます。
子どもと関係を気づき、保育者となるには、ご家庭と共に一つ一つ時間をかけて、経験を積み上げていく必要があります。
若い保育者の魂を思い、あたたかく迎えていただきたいと願っています。
また、ばら組の保護者の方の保育へのご参加に感謝しています。
たくさんの子どもたちに囲まれ、楽しかったと伝えてくださったご家族の笑顔が印象的でした。
一日の様子や子どもたちと大切にしていることを、深く知っていただく機会があり、うれしく思います。
クラスごとの企画にも、積極的にご参加いただき、活動の中から気づきのことをお知らせください。
大人と子どもとたくさんの喜びを共に、といつも願っています。
だいさんへいわ みことば
2024年9月1日
☆9月の聖句
大人と子ども、性別や国、身体の大きさ、考え……、人は自分と他者と比べて様々のことに悩みます。
私たちをつくられた神は、一人一人に違いをもって、特別な仕方で養ってくださる方です。
そのまなざしに気がつきたいと願います。
だいさんへいわ 新しい月を迎えて
2024年8月1日
記録的な暑さの中、子どもたちは夏を全身で楽しんでいます。
今年は、屋上に広めの人工芝を敷き、上からミスト、下から噴水が出るようにして、楽しみもたくさん味わってもらえるようにしています。
園庭では、築山にブルーシートを敷いて、簡易のウォータースライダーにして遊んでいます。
水遊びの楽しさは涼をとるだけではなく、その水に触れる感触や「水を流す」「かける」「汲む」など、体験を通して、表現される言葉を知る機会でもあります。
あらためて、保育園はあそびという行いを通して、さまざまなことを五感を使って自分のものとする場所なのだと教えられます。
水のことと言えば、先日は濁り水の影響で、皆様には多くのご不便をおかけしました。
調理設備への影響はもちろんのこと、一時的にトイレが流れなくなった時間があり、慌てて、バケツやらペールに水をはったり、非常用のトイレの凝固剤を準備したり、災害時さながらの対応に迫られました。
幸いにして、当園はスムーズな復旧に至りましたが、普段当たり前のように使っている水道に不具合があると、保育園の生活にもこれほどまでに影響するのか、と保育者一同考えさせられました。
利用時間の調整、家庭保育の協力にも感謝申し上げます。
だいさんへいわ みことば
2024年8月1日
☆8月の聖句
マタイによる福音書 5章9節
子どもたちにとって平和とは何でしょうか。
礼拝の中では、ばら組の子が平和の反対は「じごく」と言っていました。なるほど恐ろしいものの対極に、平和があるということをわかっているのだと思いました。
お互いの違いの中に必ず争いが生まれます。
「平和になる」のではなく、「実現すべき行為としての平和」ということに思いが至ります。
平和を思う。祈る。つくる。平和保育園の子どもは誰よりもそのことを大切に聞いてきたのではないかと信じます。八月は、平和を思うひと月です。
だいさんへいわ
2024年8月1日
連日危険な暑さが続いています。
子どもの体調を気にしつつ、涼をとる遊びも始めています。
保育園では、黒球式暑さ指数計を用いて、園独自で屋上や園庭の指数を計測しています。日除けのテント、ミストシャワーなどを活用し、短い時間で水遊びを楽しみます。
だいさんへいわ 新しい月を迎えて
2024年7月1日
梅雨明けを待たず、暑い夏が始まりましたね。
そんな中、今朝は玄関で、
「きょうはバツグンにあついね」
と元気に保育園へ入ってくる子がいました。
「なんて素敵な表現」と思わずニンマリしてしまいました。この暑さをも喜びと感じていると励ましを受けました。
この夏も水あそびにむけて、準備を進めています。
屋上、一階テラス、園庭と各所で涼をとりながら、思い思いに水遊びを楽しんでほしいと願っています。
さて、第三平和保育園の幼児クラスは、館内を使って、「毎日の生活をクラスにかかわらず一緒に楽しもう」というコンセプトのもと、主活動の時間は縦割りのグループですごすことを始めていきます。
具体的には、すみれ、ゆり、ばら組が自分たちで遊ぶ場所を選び、あそびを通して、つながりを持てる機会を増やしていこうとしています。
毎日が、どの子どもにとっても「きょうもたのしかったね」と言って、笑顔で保護者の方のお迎えを待つことができるように、企画を立てていきます。
先日は、うさぎ組、ばら組の親子交流会、ゆり組のプレイデイと、平日開催の行事に心を寄せてくださり、ありがとうございます。
また、行事を終えて、多くの感想やご意見をいただきました。
保育者たちが皆様の言葉に励まされ、胸を熱くしました。これからの取り組みの力となります。
みことば
2024年7月1日
☆7月の聖句
テサロニケの信徒への手紙Ⅰ 5章16~18節
自分の物差しですごしている間は、なかなか喜べないこともあると思います。しかし、いかなる時も伴ってくださる神様のことを思うとき、喜び、祈り、感謝する毎日に変わります。
だいさんへいわ 新しい月を迎えて
2024年6月1日
「たくさん咲きました。ありがとう。」
保育園の園庭にたくさんの種類の種や球根を植え、水をやり、やがて、色鮮やかに咲き、そして、枯れていく営みを子どもたちと見ています。
あるクラスでは、一つの終わりを迎えたプランターから土を全部広げて、古い根を取り出したり、小さな幼虫をより分けたり、土から教わることがたくさんあります。
土のにおいをかぎ、砂場の砂とは違う土の感触を確かめ、
神様がおつくりになったものを自然と呼び、その奥深さを知ることになります。
6月は「花の日・子どもの日」をすごします。
アメリカの教会で150年前に始められた行事です。
子どもたちこそ教会に招かれるべき存在である、とキリスト教主義の幼稚園、保育園、学校などではこの日を大切に祝われてきました。
6月はたくさんの花が咲く時期、礼拝堂を花で飾ろう。
ここ、数年は園で用意した花を飾り、近隣に届けることを中心として行われていました。
今年はご家庭からの持ち寄りのお花で保育園を飾ります。飾られた花の一つ一つを見、触り、においをかぎます。
こども、大人も一人一人が大切にされて育っていること、みんな違うこと、そして、お互いに大切に思うことを知る機会とします。
ご家庭にご協力いただきます。一輪でも二輪でも、お庭に咲いているお花でも結構です。指定の期間にお持ちくださると幸いです。
みことば
2024年6月1日
☆6月の聖句
コリントの信徒への手紙一 3章6節
花はわたしたちが植えたから、また、水を注いだから、育つのではありません。それと同じように、こどもが大きくなることは、わたしたちの力に依りません。神様がわたしたちを通して、育んでくださいます。
おしらせ
2024年6月1日
保育園では、災害により物流がストップした際に三日分の食材を確保し、給食の提供が滞らないように備えています。保存期間を見ながら、備蓄品の入れ替えを行っていきます。期限が近くなった備蓄品はご家庭にお配りし、ご試食いただいています。ご協力よろしくお願い申し上げます。
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