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だいさんへいわ 新しい月を迎えて
2024年4月1日
ご入園、ご進級おめでとうございます。
皆様とお会いできますこと楽しみにしておりました。
新しいお部屋、保育者も新しい顔ぶれに最初はじぃっと見つめて様子を見る子ども、受け入れの際には涙する子どももあります。保護者の方の中にも新生活のはじまりに不安の中にあるかもしれません。わたしたちは調理、事務担当者もすべて「保育者」と考えております。保育者全員で子ども、ご家族とも大切に思い、歩みます。どうぞ遠慮なくお声掛けください。
4月1日、子どもたちと礼拝をもって一年を始めました。
イエス様は、子どもたちを遮る大人たちに対して、「こどもたちをわたしのところに来させなさい。」とお語りになります。神様から見れば、大人も子どもも等しく、神様の子どもとしてその日に必要な恵みが与えられます。
保育園に関わる全ての方がその愛に触れ、健やかにすごすことができれば、と願います。
新しい生活に慣れた4月24日に今年度最初の行事、復活日(イースター)を祝います。
神様の愛は十字架によって表されます。
わたしたちの罪のためイエス様は死んで、3日目に復活されました。そのことを知ることで、新しい神様の命に生かされる。キリスト教の三大祝日(イースター・ペンテコステ・クリスマス)のうち、もっとも大きな喜びの日です。
復活の象徴である「たまご*」が飾られ、たまごさがしのゲームをして、祝います。
*たまごは、安全のためプラスチック製のものを用います。
みことば
2024年4月1日
☆4月の聖句
ヨハネによる福音書 11章25節
聖書でいう「生きる」とは、神様とのかかわりの中で生きることを意味します。十字架の死と復活を通して、新しい命に生きることができます。
だいさんへいわ 新しい月を迎えて
2024年3月1日
卒園に向けて育てたヒヤシンスが早くも満開を迎えています。色とりどりの花に囲まれて、玄関先が華やかになりました。
雪の日もありましたが、総じてこの冬は暖かいようです。
感染症対策で第三平和保育園では、これまで館内で過ごすことが多かったのですが、日を選んで、園外に出かけることも増えてきました。
「まっすぐせんせいのほうをみてくださーい」
出発前、保育者を先頭に手をつないで並びます。
目的地は公園です。普段何気なく通り過ぎている場所も、子ども同士で歩くとだいぶ印象が違います。
歩道のない場所、車の通りが激しいところ、路側帯に停まっている大きな車を避けて通り過ぎるなど、気をつけるポイントがいくつもあります。
危険の多い場所に出るときに、まず子どもたちは安心の基となる保育者に目を向ける。このことは、とても大切なことです。
これは、普段の生活の中でも通じることです。
世の中には、言葉が溢れ、情報が溢れます。いろいろな刺激に目を奪われる子どもたちには、心の拠り所となる方をまっすぐ見つめてほしいと願っています。わたしたちの後ろにもっとおおきな安心の基となる神様の存在があることを伝え続けたいと思います。
三月は別れの季節でもあります。
新しい生活に神様の守りと導きを信じています。
保護者の皆様のお支えにより、一年の歩みが無事に守られたました。
心より感謝申し上げます。
みことば
2024年3月1日
☆3月の聖句
マタイによる福音書 7章7節
求めても、すぐに手に入らないことの方が多いはずです。わたし以上にわたしのことをご存じの神様は今、本当に必要なものを教えてくださっています。そのことを祈って自分を見つめるひと月としたいのです
だいさんへいわ 新しい月を迎えて
2024年2月1日
寒い日、暖かい日を繰り返し、春に向かっていることを実感しています。
天候を選んで、園の外にもでかけるようになりました。
私たちの法人では2台の保育園バスがあります。
芋掘り、防災センターなど、少しの遠出にはちょうど良い大きさのバスです。
先日は、すみれ組が、初めて第一平和保育園の園庭に遊びに出かけました。
普段、生活している街の中をクラスの仲間と通るときに子どもたちから声があがります。
「あ!昨日ヨーカドーで買い物したー」
「ここから曲がると〇〇ちゃんのおうちだよ」
会話から、子どもたちの気持ちの合わさっていく様子がよく分かり、また保育者はご家庭の様子が伝わってくるので、片道10分のバスの行き来だけでも、喜びが大きいと感じました。
第一平和保育園の園庭は、旧園舎のあった場所につくられた園庭です。各施設で使うことのできるとの願いから、「みんなの園庭」といいます。
広い原っぱ。ちょうど木登りに向いている程よい大きさの樹、ゴムチップのトラックがある園庭です。とても自然にも恵まれた環境です。
奥の植え込みは、旧園舎時代からの古い樹がそのまま残っていて、ジャングルのように樹々に囲まれたスペースも魅力的でした。
帰りのバスも枯れ芝生を洋服にいっぱいつけた子どもたちが「たのしかった。また行きたい。」と口にしていました。
外に出て空の大きさを感じたり、顔にあたる風の冷たさやご近所の猫が通り過ぎたり、第一平和保育園のみなさんともご一緒して、良い時間をすごしました。公園とも、また違う味わいがあります。
みことば
2024年2月1日
☆2月の聖句
詩編 42編 2節
鹿はかつて確かに存在したはずのうるおいを求めて、谷に下りていきます。私たちも神様の言葉を聞く機会が与えられ、それによっていのちを得、うるおいを与えられていることに感謝します。
だいさんへいわ 新しい月を迎えて
2024年1月1日
今年の元旦は地震のアラートを聞き、大変に驚きました。
皆様の中でも家族の団欒の中で地震や事故の報道に触れ、ご不安にあったかと思います。困難さの只中にある北陸の被災地を思い、心からお見舞い申し上げます。
さて、子どもたちは年末年始のお休みの間、楽しく過ごしたことがよくわかりました。集まって座っていても、お互いの喜びの報告が続いて、にぎやかな様子です。
そのような中で子どもたちと新しい年最初の礼拝をささげました。
「心の貧しい人々は、幸いである」(マタイによる福音書 5章3節)
イエス様の話を聴くために集まった人たちは、貧しさや病気、困難さを持っている人々でした。そういった人々を前に、そういう人は幸せだとイエスさまが言うのです。たくさんのものに満たされた私たちは心の中を何で満たして喜びとするでしょうか。
今日の話は子どもに届いたように思います。
他者に心が向かうことができる優しい子どもたちです。
被災地のことを思う気持ちも相まって、礼拝後の子どもたちの心の変化は表情からわかりました。
保育園の中でいただくあたたかな光が少しでも周りの方を明るくすることができますように願っています。
利用者の皆様、また保育者を含め関係の方々から被災の状況を伺っております。当施設でも出来うる支援が果たせたらと願います。
今年一年も争いや災いから、子どもたちが守られるように、毎日感謝と喜びをもって、歩むことができるように願います。
これまでのお支えに感謝するとともに、新しい年もよろしくお願い申し上げます。
みことば
2024年1月1日
☆1月の聖句
コリントの信徒への手紙一 13章4節
結婚式でよく読まれる聖書の箇所です。
相手を思う心とは時間をかけて育まれるものであることを教えています。イエス様は私たちのために待ってくださる方です。
だいさんへいわ 新しい月を迎えて
2023年12月1日
「もし保育園が火事になったら、どうしますか?」
ばら組の子どもたちは、
「ハンカチを口に当てる」、
「背を低くして、外に逃げる」
とこたえてくれます。
きちんと、避難訓練で保育者が伝えている約束を受け止めてくれているな、と安心します。
先日、たんぽぽ組の子に同じ質問をした時にこのようなこたえが返ってきました。
「ママとパパに『助けて』っていうんだよ」
遠く離れたところにいるご家族に助けてもらうというのです。
私「どうやって?」
「こうだよ」といって、電話をかけるふりをしてくれました。なんとも、その仕草がかわいらしくて、うれしくなりました。
同時に、子どもの安心の中心が保護者の方にあるということを実感し、しっかりとした親子のつながりが、時間や場所を越えていると思わされたことでした。
保育園ではアドヴェント(待降節)を迎えています。
どこにいても安心できない世の中に、神様はいつでも共にいてくださるイエス様という存在を与えてくださって、その喜びは今もこれから先も続くのだと教えてくださったのがクリスマスです。
いつの時代でも、暗闇があります。その中で、ひときわ輝く小さな光があるということを子どもから、教えてもらうクリスマス。
祈りつつ、丁寧にその喜びを味わいたいと思います。
みことば
2023年12月1日
☆12月の聖句
ルカによる福音書 1章38節
天使カブリエルより、イエス様を身ごもったことを告げられたマリアが語った言葉です。
驚きや恐れがある。しかし、神様の大きな計画があり、それが自分をとおして実現されるということをマリアはその場で悟りました
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