最近の記事から
だいさんへいわ 新しい月を迎えて
2022年8月1日
ある日の絵本コーナーでのこと、頻回に救急車が園の前を通り過ぎました。
ちいさいクラスの子が「ピーポー!ピーポ!」と教えてくれます。保育者はそれを聴いて、「そうだね。救急車、いったねー。」と声を掛けます。
その時、一緒にいた大きいクラスの子がそこで、「おだいじにー」とつぶやきました。
「病気の人を乗せて急いで病院に連れて行くんだよ。おだいじに。」
サイレンの伝えている意味や病やけがのことをご家庭で話してくださっているのだと教えられる思いです。
わたしたちもいつも保育園の中で見えないところを心に留めることを大事にしたいと思います。
8月―。報道で目にする戦火の状況が子どもたちにどのように映っているかと心痛みます。
平和を求めるこの月に平和保育園の中で、自分ができる平和とは何かを子どもたちと考えるひと月にしたいものです。
日頃から、「お互いを大切に、仲良くすごしましょう」と約束を伝えつつも、簡単なことではありません。誰かが創り出す平和でなく、一人一人が自ら平和を育むことができるように願います。
あらそいの種ではなく、喜びの種を蒔くことができるように、子どもたちとすごしていきます。
みことば
2022年8月1日
☆8月の聖句

イザヤ書 43章1節
あらそいの中にはお互いの名を知り、相手を深く思う気持ちが薄いようです。
神さまは、一人ひとりの名を呼び、一人ひとりの違いをおぼえ、愛してくださる方です。
本当の平和が果たされるように子どもたちと祈ります
おすすめの図書
2022年8月1日
 かわいそうな ぞう
金の星社/つちやゆきお さく
/たけべもといちろう え
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げいとうをすれば むかしのように、
えさがもらえると おもったのです。
だいさんへいわ 新しい月を迎えて
2022年7月1日
保育園では、毎年水遊びの始まりの日に短く礼拝をします。
「このなつ、あんぜんにみずあそびがたのしめますように」
「おみずのなかでいきができますように」
この時期、涼をとるのはもちろんですが、水をつかった遊びには深い学びがあります。
バケツに汲んで運ぶときには、水の重さを知ります。
流したり、入れ物に入れたり、かけたり、すくったりと、水の感触から気が付くことがたくさんあります。
残念ながら今年も泳ぐ目的でのプール使用はしませんが、テラス、屋上や園庭でよい体験ができるように願っています。もちろん暑さ対策のミストシャワーを全開にします。
さらに、ばら組はこの夏の体験として、八月二十六日に「夏のお楽しみ会」を企画しています。この日は通常保育の中でクッキングをし、子どもたちで夕食をとって帰るため、八時にお迎えに来ていただきます。(詳しくは、ばら組の保護者の皆様向けにおたより発行します。)
今年は例年になく暑さの厳しい日が続いています。
体力の消耗の激しいこの季節に、食事と休息を充分にとりながらすごしていきます。
保護者の皆様もくれぐれもご自愛ください。
みことば
2022年7月1日
☆7月の聖句

マタイによる福音書 5章 14節
光は手にとることができません。しかし、あかるく、あたたかな光には力があります。子どもの光を覆い隠すことのないようにしたいと思います。
おすすめの図書
2022年7月1日

ありさん あついね
おみずを あげよう
ありさん びっくり
おおさわぎ
「こぐまちゃんのみずあそび」より
こぐま社/わかやまけん さく
だいさんへいわ 新しい月を迎えて
2022年6月1日
今月から、2年ぶりに保護者の方の入館を再開しました。
振り返れば、保育室の様子や子ども同士のやり取り、保護者の方同士の交流などもはかられないまま、この時期までご協力いただきました。長い期間、本当にありがとうございます。
「ぼくのお部屋はこっちだよ。」
「ぞうさんバッグはここにかけるんだよ」
保育室に子どもと一緒に向かわれる保護者の方の背中に喜びを感じました。また私たち職員がこれまで以上にお顔合わせさせていただく機会が与えられ、生活の様子を端々に見ていただくことは、大げさではありますが保育園の息づかいと言いますか、命あるものを感じていただけるのではないかと思います。
食事のサンプルやお部屋前の写真などに会話が弾み、園全体が活気に満ちて、うれしく思いました。
各保育室にて、準備の仕方に違いがあります。
たとえば、本館の乳児クラスは保育室の手前で着替えの補充などを済ませていただきます。
新館のゆり、ばら組は子どもが保育室に入ってから自分で準備をします。あいだのすみれ組さんは、ちょうどその中間になるでしょうか、お家の方と一緒に支度をすることになります。身の回りのことを自分でするようになるというのも発達の段階があります。朝に帰りに、ぜひほかのクラスの子どもの様子なども目に留めていただければと思います。
今月は、ペンテコステ(聖霊降臨日)のお祝いがあり、花の日(子どもの日)があります。
保育園の中をほのおや鳩、教会の飾りでいっぱいにして、また、お花できれいに飾って、喜びの時としたいと思います。
みことば
2022年6月1日
☆6月の聖句

詩編 150編 6節
私たちは神さまの目に見えない息吹によって、命を与えられています。よろこびに満たされて感謝の言葉を口にします。
おすすめの図書
2022年6月1日

だるまちゃんが
そとにあそびにいこうとしたら
あめがふってきました。
「だるまちゃんとかみなりちゃん」より
福音館書店/加古里子 さく・え
だいさんへいわ 新しい月を迎えて
2022年5月1日
保育園の木々も活き活きとして、緑が鮮やかな季節になりました。
新入園の皆様におかれましては、慣れ保育へのご協力ありがとうございました。ひよこ組もお部屋から這い這いでテラスへ出、草花をみたり、こいのぼりが泳ぐのを指差ししたり、わらべうたに声をあげて笑ったりしています。
ほかのクラスの子もようやく自分が安心して過ごすことのできる場所や時間をおぼえて、喜んでいます。
これからの季節は、風も気持ちよく、野菜を植えたり、砂場あそびをしたり、戸外での活動が楽しくなります。今年も園庭を自然豊かにしたいと築山の芝を植えました。新芽が出て、根が張ってきましたら、バッタやカマキリが来てくれるのを待ちます。暑さを感じさせる日が多くなりました。
屋上や園庭、ホールでもマスクの蒸し暑さや息苦しさに注意して、たくさん遊びたいと思います。
さて、先日の保護者懇談会には多くの保護者の方のご参加ありがとうございました。玄関先での受け渡しを続けている中で、館内に入っていただくこと
自体、二年ぶりのことです。保育園の中での様子を少しでも感じていただけたでしょうか。保護者の皆様同士、笑顔でお顔合わせできたこと、また、家庭での様子を教えていただいたことも保育者は励みになりました。今後とも遠慮なく保育者にお声掛けくだされば幸いです。
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