7月2020

言葉かけだけでなく

新しい月を迎えて

 梅雨が明けますと、本格的な夏がはじまります。
 今年は感染予防のため夏の楽しい行事もこれまで通りとはいきませんが、工夫しながら楽しい毎日を過ごします。
 保護者の皆様に、あらためて手指消毒、マスク着用をお願いしています。私たちはようやくマスクを着用しての毎日に慣れてきたように思います。
 保育園の「新しい生活様式」の一つとしてこの口元の覆った状態での保育を続けています。
 子どもたちは、表情がとらえにくい中で保育者とすごすことにだいぶ心配があったかと思います。
 私たちは、言葉かけだけでなく、表情から多くのことを子どもたちに伝えていることに気づかされます。
 しかし、同時に非言語のコミュニケーションとして、「目は口程に物を言い」ということも実感したことでした。
 霊長類の中でヒトだけが強膜が白い(白目がある)そうです。それは、私たち人間が生まれてすぐに目と目を合わせて、しっかりコミュニケーションを図るために備えられた特性であることを知ります。
 大切なことは、私たちから発せられる「まなざし」が子どもにとって、安心にいたることです。また同時に子どもたちからの「まなざし」にもとても深い思いを感じることができます。
 だから、子どもの前では特に大きく目を開いて、子どもの世界のすばらしさを感じ取りたいと願います。
 そして、少しでも、そのことをお家の皆さんと共有できればと願っています。

わたしには何も

みことば

7月の聖句

詩編 23編 1節

 羊飼いは羊を鞭で外敵から守り、杖によって正しい道に導きます。神さまの守りと導きによって、私たちは安らかに歩むことができます。