とても大切なこと

だいさんへいわ 新しい月を迎えて

 卒園に向けて育てたヒヤシンスが早くも満開を迎えています。色とりどりの花に囲まれて、玄関先が華やかになりました。
 雪の日もありましたが、総じてこの冬は暖かいようです。
 感染症対策で第三平和保育園では、これまで館内で過ごすことが多かったのですが、日を選んで、園外に出かけることも増えてきました。

 「まっすぐせんせいのほうをみてくださーい」
 出発前、保育者を先頭に手をつないで並びます。
 目的地は公園です。普段何気なく通り過ぎている場所も、子ども同士で歩くとだいぶ印象が違います。
 歩道のない場所、車の通りが激しいところ、路側帯に停まっている大きな車を避けて通り過ぎるなど、気をつけるポイントがいくつもあります。
 危険の多い場所に出るときに、まず子どもたちは安心の基となる保育者に目を向ける。このことは、とても大切なことです。
 これは、普段の生活の中でも通じることです。
 世の中には、言葉が溢れ、情報が溢れます。いろいろな刺激に目を奪われる子どもたちには、心の拠り所となる方をまっすぐ見つめてほしいと願っています。わたしたちの後ろにもっとおおきな安心の基となる神様の存在があることを伝え続けたいと思います。

 三月は別れの季節でもあります。
 新しい生活に神様の守りと導きを信じています。
 保護者の皆様のお支えにより、一年の歩みが無事に守られたました。
 心より感謝申し上げます。

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