3月2022

これからの健やかさを願って

新しい月を迎えて

 雪の先月を忘れてしまうくらい暖かな日が多くなりました。
 外遊び用のベストを脱ぎ、腕まくりをして砂場で遊ぶ子、まだ遊んでいたいと泣いて訴える子、・・・子どもたちの活動の範囲が広がり、園庭や屋上、テラスなど肌で春を感じる良い機会が得られています。
 四月に入園してきた子どもたちは今ではすっかりと慣れ、保育者よりも先に職員室に「おにわにいってきます!」と元気な声をかけてくれるようになりました。
 ばら組の育てているヒヤシンスもたくさんの花をつけ、巣立っていく子どもたちを見送っているかのようです。
 三月五日にばら児二十八名全員がそろって卒園式を執り行うことができました。
 一人一人の証書を受け取る姿にこみ上げてくる思いを抑えつつ、しっかりと立つその背中にこれからの健やかさを願って止みません。
 三月の残りの日々を大切に過ごしていきたいと思います。
 今年度も皆様のご協力を得て、無事に終えようとしています。
 子育ての日々の変化に目をとめ、お家の方と保育者の方との伝え合いをさせていただきました。
 共に喜び、悩むこともご一緒させていただきました。
 感染症のことについてはすでに二年ほど、多くのご協力を得ながら歩んでいます。
 
 保護者の皆様、心より感謝申し上げます。
 新年度は当法人でも新しい保育園をもう一つ始めます。
 この松戸の地で喜びの種をまいて、さらに豊かに芽吹いていくことを切に願っています。

光の子

みことば

☆二月の聖句

エフェソの信徒への手紙 5章8節

神さまは「光あれ」とまず言葉によって、暗闇に光を置いてくださいました。私たちの心の中に私たちも神さまの言葉を聞き、神さまとつながっていることで周りの人を明るく照らすことができます。

こすずめのぼうけん

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もちろん、なかまですとも わたしは、おまえのおかあさんじゃないの。

「こすずめのぼうけん」より
福音館書店/ルース・エインズワース 作 /石井桃子訳/堀内 誠一 画