クリスマス

クリスマスについて

クリスマス

 保育園では、クリスマス(降誕日)の祝いを11月28日のアドヴェント(待降節)から大切に過ごします。
 これは、二千年以上前のこと、人々が救い主の到来を長い期間待ったことが起源です。アドヴェント礼拝ごとに少しずつクリスマスの飾りが並べられ、子どもたちと一緒に日を数えて、楽しみに待ちます。

クリスマスおめでとうございます

クリスマス 新しい月を迎えて

朝、外から入ってきた子どもたちの手の冷たさに本格的な冬を実感しています。

アドベントクランツに一本ずつロウソクを点けて喜びの光がだんだんと大きくなることを子どもたちと待っています。
「おほしがひかる ぴっかぴかー」とそれぞれのご家庭でもお子さんがさんびかを口にしている頃ではないでしょうか。
子どもたちはアドベント礼拝の度にクリスマス物語を聴いています。
〇、一、二歳児も話をする保育者をじっとみつめ、興味をもって、聴いてくれています。
母マリアはイエス様を授かったのは十代中頃だったそうです。神さまは救い主として世界の人々のためにご自身の子どもを若い夫婦に託されたことが尊いことであると思うのです。
わたしたち保育園も小さな群れとして、子どもたち一人一人の健やかな育ちのわざを担わせていただいていることから、この尊さに本当に感謝しています。
毎日の生活を振り返りますと私たち大人も神さまの子どもとして大きな愛の中に育まれていることを改めて感じます。等しくクリスマスの恵みが与えられていることを共に喜び、保護者の皆様と共に祝いたいと願っています。
クリスマスおめでとうございます

ドナウの跳ね橋 (要約)

クリスマス

 ドナウ川にかかっている跳ね橋を開閉させて、船を通す仕事していた人がいました。この人は息子と二人で橋げたのそばの小屋に住んでいたのですが、ある時その一人息子が反橋を動かす車輪に落ちてしまいました。船はまさに跳ね橋を上げないと船に乗っている人は全員死んでしまう。しかし、この父親は息子を犠牲にして船を通したというのです。


 船の上では何も知らないみんなが手を振って、何事もなかったかのように通り過ぎていきました。

 父親を神、息子をイエス・キリストと考える時、この話は私たちの心に迫ってきます。多くの命を救うために、独り子イエス・キリストを十字架刑で犠牲にした神の大きな痛みを深く思うクリスマスなのです。