だいさんへいわ

今日はカレースープだったよ

だいさんへいわ 新しい月を迎えて

給食室からタブレットで知らされる「きょうのこんだて、おやつ」を見ながら、子どもたちが自分の食事の様子を紹介する姿が微笑ましいです。
「今日はカレースープだったよ。豆腐が入っていて、おいしかった。」
「おはなのかたちをしたにんじん、たべられたんだ。」
保育園では、子どもに食べることの大切さについて折に触れて伝えつづけています。

「毎日、子どもが保育園でのお昼ごはんの話をおいしそうにしてくれるので、私もとても楽しみにしていました。実際に食べてみて、120%満足です。子どもがうらやましい!」
保育者体験に参加された保護者の楽しみの一つは、給食を食べることにあるようです。

園での一日は、夢中になって遊び、お腹が空いた頃にお昼ごはんの良い匂いがしてきて、喜んで席について感謝していただくという流れです。
ご家庭の生活に合わせて、お昼ごはんの時間にも柔軟に対応しています。
献立会議の際、三月のばら組からのリクエストメニューの多さに驚きました。
それだけ、卒園の子どもが保育園の給食に思いを寄せてくれていることもわかります。
栄養士や調理師も保育者の一員として、子どもの育ちに深く関わり、喜びにつながっています。

この年度も、大きな事故や怪我から守られ、無事に歩みを終えようとしています。
皆さんのお支えにより、温かく豊かな環境が整い、それぞれが新たな思いを抱き、祈りながら歩みを進めていきます。

光の子として

だいさんへいわ みことば

☆3月の聖句
3月の聖句

神さまからの光をいただいて、暗闇の中にあっても光の子として、歩むことができる。新しい歩みを始める一人ひとりがこの御言葉によって、力強く生きてほしいと願います。

気の置けない存在になるから

だいさんへいわ 新しい月を迎えて

卒園したご家庭とばったりお目にかかる機会がありました。
近況を伺いつつ、保育園時代の面影を思い出してよい時間です。
子どもの成長は早く、保護者の方は変わらない様子で、「あの頃」を懐かしんで昔話に花が咲きます。

「苦労も多かったけど、楽しいこともたくさんありましたよね。卒園して十年経った今でも〇〇ちゃんと△ちゃんの家族でよく集まってます。」
保育園の保護者のつながりは、とても深く、長く続くことを知ります。
なぜでしょうか。

おそらくは、ご家庭ごとの子育ての喜びと課題があり、それを一緒に乗り越えたある意味同志のような関係として、気の置けない存在になるからだろうと想像します。

今年度は、親子交流会やプレイデイ、クリスマスなど、企画を通して皆さんの語らいの機会をできるだけ多く、と意識しておりました。
今月もクラスごとに保護者懇談会を開催します。

皆さんが顔と顔をあわせて、毎日の子育ての中で感じておられることを是非忌憚なくお話しいただければと思います。
私たちも皆さんの喜びを聴かせていただきつつ、新しい取り組みへの学びとさせていただきます。

その中で最も大いなるものは

だいさんへいわ みことば

☆2月の聖句
2月の聖句

わたしたちは食べ物、着るもの、寝る場所を与えられて、命を繋いでいます。それと同時に、主イエスによって与えられる目に見えない大きな愛によって、命を繋いでいます。誕生会の日にこの聖句を子どもたちと心に留めます。

クラスの「今」に心を寄せて

だいさんへいわ 新しい月を迎えて

年末年始と土、日曜日で、九連休というご家庭も多かったようです。

心あたたまるクリスマス会を経て、ご家庭で喜びの期間を長くすごすことができたからでしょうか。
新年最初の子どもたちの笑顔の中に、すごく満たされたものを感じています。

昨年十二月は恵みの多いクリスマスを保護者の皆様と味わうことができました。
膝元から離れてステージに上がり、みんなで「おほしがひかる」を踊ってくれた乳児クラス。
かわいいうさぎに、三匹のやぎやトロルたち。
ばら組のページェントも、お互いに支え合う様子が随所に見られ、一つの大きな行事を乗り越えて、お互いを思う気持ちが一段と深くなったのではないかと感じています。

今年、普段の保育では、それぞれの生活や遊びのペースがあり、「みんなで一緒に」ということよりも、「子どもたち一人一人がやりたいと思うことを大切にしよう」とした毎日でした。
そこでクリスマス会をどのようにすごそうか、保育者間で思いが巡りました。

お家での練習に立ち会われたこともありまして、ますます当日に向けて、ご家庭ごと思いが深まったのだろうと思います。
各ご家庭ともクラスの「今」に心を寄せていただきました。
ありがとうございました。

保護者の皆様とも礼拝を共にささげました。
喜びのクリスマスの意味を集まった皆様と知り、思いを一つにすることができました。
良い祝いの時でした。

励ましのご意見、心あたたまるエピソードもたくさんいただきましたこと、感謝申し上げます。

私は良い羊飼い

だいさんへいわ みことば

☆1月の聖句
1月の聖句

イエス様は羊飼い、羊は私たちです。良い羊飼いは「羊のために命を捨てる」とあります。
一人ひとりの様子をよく知っておられる方が命をかけて守ってくださるので、わたしたちは安らかでいられることを、この聖句から知ることができます。

シャベルをマイクがわりに

だいさんへいわ 新しい月を迎えて

待降節からクリスマスへ―。

各クラスともクリスマス会の当日に向けて、備えの時を過ごしながら、喜びの時を少しずつ温めているのだと実感しています。
ばら組の子どもたちは降誕劇(クリスマスページェント)をささげます。
配役が決まり、台本が渡され、練習が進んでいます。
今日は園庭の砂場にて、シャベルをマイクがわりに自分のパートを口ずさんで遊ぶ子どもの姿がありました。
とても楽しみにしています。

乳児クラスはペープサートの中で、すみれ組とゆり組は礼拝のお話の中で主イエスの降誕の出来事に触れます。
このクリスマスは誰の祝いかという問いかけがあります。
「サンタクロース?」
「わかった!イエスさまのたんじょうびだから、あかちゃんイエスさま?」
子どもたちから、そういう声がありそうです。

皆さんにお知らせしたいのは、クリスマスは、その知らせを聴いた一人一人のお祝いであるということです。

神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。御子を信じる者が一人も滅びないで永遠の命を得るためである。
(ヨハネによる福音書三章十六節)

クリスマスの喜びを知る子どもたちに、保護者の方お一人お一人に、わたしたち保育者もまた、この出来事が「このわたし」に与えられた恵みであると心から信じることができますように。

クリスマスおめでとうございます。
2024年も無事に過ごすことができました。ひとえにこの保育園に関わってくださった皆様のお支えによるものです。感謝しています。

この方こそ

だいさんへいわ みことば

☆12月の聖句
12月の聖句

町はずれで、貧しい羊飼いたちに天使が告げた言葉です。
誰の目にも映らないようなこの私に救いの喜びが与えられたのです。

こっちのおいもをひっぱるのをてつだってー

だいさんへいわ 新しい月を迎えて

十一月一日、ばら組の子どもたちと秋晴れの畑ですごしました。
お弁当のご用意ありがとうございました。
毎年、わたしたちの園の芋掘りは観光農園でなく、実際の農家の方の広大な畑に伺って、育った芋をつるごと引き抜くところから始めます。
今年もベニアズマの成育が良く、このところの雨を経て、さらに大きくなったとのことでした。
長いつるを引っ張って、いくつもつながった色鮮やかなさつまいもが顔を出します。
「だれか~、こっちのおいもをひっぱるのをてつだってー」
生まれたばかりの赤ちゃんを抱えるように掘り当てた芋を大切に抱えている姿が印象的でした。
「そっちは、よその家の畑ですよー!」
気がついたら、子どもたちは夢中になり、隣の畝(うね)まで掘り進めるほどでした。
園庭でも公園でも体験できない時間を、保育者と共に味わいました。
自然の中です。芋づるを持ち上げるたびに当たり前のように大きな虫や蛙、カナヘビもあらわれます。
ひとりの子がぽつりとこう言いました。
「この畑にはたくさん虫がいるっていうことは、お芋たちもさみしくないよね」
大人からはなかなか出てこない表現ですよね。感動をおぼえます。
子どもたちの心の中には、虫には虫の、芋には芋の豊かな物語があります。
目に見えない世界を子どもたちが見ていることに気づかされつつ、秋の収穫に感謝するひと月をすごします。

あふれるばかりに

だいさんへいわ みことば

☆11月の聖句
11月の聖句

神からいただいた喜びは自分だけのものとしない。
むしろ、自分の内側から溢れる喜びは、周りの人に伝え、感謝となって表れることだと思います。
今月は、収穫感謝の礼拝をこの聖句によって、祝います。

« 古い記事