新しい月を迎えて

保育園で過ごした歩みが

新しい月を迎えて

 屋内にとどまることが多いからこそ、春の到来をうれしく思えてなりません。
 ばら組のみんなが大切に育てたヒヤシンスも色とりどりの花をつけ、晴れやかなお祝いの日を飾ります。
 新館の完成から一年が経過し、園庭やホールなど活動の幅を広げて過ごすことができました。
 園児の数も増え、多くのご家族と共に保育園の中で交わりの時を大切にしていきたいと願いました。
 保育園の営みはやはり対面で、肌と肌が触れる関係の中で、といつもこのことを大切にしてきましたが、マスクでの保育のやるせなさを味わいました。
 あらゆる変化を余儀なくされた一年でした。
 しかしながら皆様のお支えにより、健やかな保育のいとなみを続けることができました。心より厚く御礼申し上げます。
 先日は「ふゆのおたのしみかい」を行いました。
 ばら組のグループが思い出のお部屋をまわって、謎を解きました。保育者も共に楽しんで、良い時間をすごしました。
 いよいよ3月6日に25名の卒園児を送ります。
 ひとりひとりの名を呼んで、卒園証書を手渡す際には、保護者の方の子育てをご一緒させていただいたことも深く思い出され、ここまでの歩みを振り返り、胸が熱くなります。
 初めての登園日に後ろ髪ひかれる思いで出勤された日のこと。楽しかった保育園での出来事を嬉々として話しながら帰った日のこと。急な発熱でお仕事の調整をしていただいた日のこと・・・。
 子どもたちの中に少しでも保育園で過ごした歩みがとどまってくれると嬉しいです。
 そして、いつか大きく成長され元気な姿を見せてくれたらと思います。

その子のその瞬間に

新しい月を迎えて

 暦の上では春となりますが、まだまだ寒い日が続きます。
 先日も「雪だ」、「あられだよ」、と空から降ってくる季節のおくりものに目を輝かせる子どもたちの姿がありました。身近な自然や出来事にいつも目を向けることを子どもたちと楽しんでいます。
 そして私たちは子どもたちが表すことばのすばらしさに日々感動をおぼえます。
 吐く息の白さに「くちからけむりがでてるよ」や、「ちゅうしゃじょうのみずたまりがガラスになってたよ」など子どもらしい一言を伝えてくれます。
 つぶやきはその子のその瞬間に出されるものですから、保育者はできるだけ書き留めていくようにと心がけています。
 目に見えない「今」をとどめておくこと、このことはお子さんが成長する過程でとても大切にしたいことですので、ご家庭でも忘れないうちに記録しておくことがよいと思います。

 送り迎えの時や連絡帳でお知らせくださっても、うれしいことです。

 玄関先で寒い中お待ちいただいていますこと、本当にありがとうございます。
 二回目の緊急事態宣言が延長されました。保護者の皆様にあらゆるご協力をいただき感謝しています。ひきつづき感染予防に努めてまいります。よろしくお願い申し上げます。

弾んだ声に

新しい月を迎えて

新しい年もよろしくお願い申し上げます。
久しぶりに会った子どもたちの弾んだ声にこちらも励まされます。
「お休みの間何をしていましたか?」とたずねました。
「おいしいものをいっぱい食べたよ」「おせち食べた」「おにく」「おすし」「にくまん」「バナナ」・・・
次々と食べ物のことが出てくるあたりは、第三平和の子どもらしく、微笑ましさをおぼえます。
加えて、お家の人と遊んだことを喜ぶ声が多くありました。
そこには、いつもの年末年始のお休みと変わらない子どもたちの充実した様子を感じました。
〇、一歳児のクラスでは、一週間であっても言葉が増え、また、できることも増え、保育者が驚かされています。
特に今年はお家の方との濃密な時間があったのではないかと拝察し、こちらまでうれしく思ったことでした。

新年最初の登園の子も笑顔で一日を過ごすことができ、安心しています。
保育園では新年のはじまりを礼拝からとしています。
年の初めに、週の初めに、また一日の初めに、まずお祈りしてから始めるというのは、神さまによって私はいつも新しくしてもらっているからです。聖書からそのように知ることができました。
保育園の子どもたち、また保護者の皆様もまた、毎日が喜びにあふれて、心も身体も健やかに歩むことができるように祈っています。

クリスマスおめでとうございます

クリスマス 新しい月を迎えて

朝、外から入ってきた子どもたちの手の冷たさに本格的な冬を実感しています。

アドベントクランツに一本ずつロウソクを点けて喜びの光がだんだんと大きくなることを子どもたちと待っています。
「おほしがひかる ぴっかぴかー」とそれぞれのご家庭でもお子さんがさんびかを口にしている頃ではないでしょうか。
子どもたちはアドベント礼拝の度にクリスマス物語を聴いています。
〇、一、二歳児も話をする保育者をじっとみつめ、興味をもって、聴いてくれています。
母マリアはイエス様を授かったのは十代中頃だったそうです。神さまは救い主として世界の人々のためにご自身の子どもを若い夫婦に託されたことが尊いことであると思うのです。
わたしたち保育園も小さな群れとして、子どもたち一人一人の健やかな育ちのわざを担わせていただいていることから、この尊さに本当に感謝しています。
毎日の生活を振り返りますと私たち大人も神さまの子どもとして大きな愛の中に育まれていることを改めて感じます。等しくクリスマスの恵みが与えられていることを共に喜び、保護者の皆様と共に祝いたいと願っています。
クリスマスおめでとうございます

歓声が上がりました

だいさんへいわ 新しい月を迎えて

 秋が深まり、樹々の色づきやコナラやマテバシイのドングリにワクワクしてしまいます。
 食欲の秋を感じています。
 秋は過ごしやすさから、活動的になり食も進みます。
 給食室は、各クラスの空っぽのおひつを見るたびに喜びが広がっています。
 食べる量だけではありません。保育園にいる間に、様々な食材に出会い、食の幅が広がることを私たちは大切にしています。
 ばら組は11月4日に芋ほりに出かけることができ、幸いでした。高く澄んだ秋空のもと、ツルから鈴なりにできた鮮やかなベニアズマを目にし、子どもたちから歓声が上がりました。
 地中に広がる世界を手探りで見つける楽しみは何にも変えがたい喜びだと実感しています。
 普段口にしている身近な食べ物が長い月日をかけて育っていること、命をいただいていることを体験を通して知り、深い学びになりました。
 「食べること」は「生きること」につながることをおぼえます時に、今月の収穫感謝の日には特別な思いを持ちます。
 感謝の気持ちの「ありがとう」と分けあう心の「どうぞ」という言葉と共に、調理のスタッフや食材を届けてくれる業者のみなさんに感謝をおぼえて過ごします。
 

 後半にはアドベント(待降節)を迎えます。

 アドベントクランツのロウソクを数え、飾りも少しずつ増やしていきます。
 クリスマスはイエス・キリストの降誕を静かに待つことから始まっていきます。

金木犀の香りを感じたり、銀杏並木を歩いたり

だいさんへいわ 新しい月を迎えて

 秋の風が心地よく感じます。
 登園の朝、「ベビーカーをおりて一緒に歩いてきました」とご家庭から色づいた葉っぱのお土産をいただきました。
 先日は個人面談にご出席くださり、ありがとうございました。ご家庭の様子を教えていただき、保育者に励ましのお言葉も多く頂戴しました。
 子育ての喜び、また難しさ、大切なことを保護者の方と分かち合えたことはとてもありがたいことでした。
 ご家庭での様子や休日の過ごし方など、いろいろな工夫やご苦労があり、約束の10分では到底足りないほどの充実した時間でした。
 保護者の皆さんのお支えやご協力があって、園での生活が豊かであることを感謝してやみません。
 やはり、アクリル板越しでも、面と向かって直接お話しすること、保育室に入っていただいて伝わるものも多くありました。面談の機会に限らず、保育園の生活のことなどお気づきの点があれば、遠慮なくお声かけください。
 ご家庭からの声のほとんどに「なかなか外に出られず、どうしてもテレビやスマートフォンの動画に頼ってしまう」というお話がありました。
 子育て世帯のほとんどが同じ問題に悩んでいます。子どもが一人で過ごせるようになるのは、まだまだ先のこと、どうしても保護者の方の語り掛けや触れ合いが必要です。
 保育園では今のところ施設外に出ることが難しく、ぜひ、この季節、お家の周りや公園などを歩いてみてくださるとうれしいです。地域の中にあっても、金木犀の香りを感じたり、銀杏並木を歩いたり、見ること以外の刺激にもあふれています。
 10月は、幼児クラスで「わくわくプレイデイ」の代わりの行事を行います。新しいホールでからだを動かすことを楽しんで準備しています

小さな虫博士たちからの報告

だいさんへいわ 新しい月を迎えて

 今年は暑さが厳しかったので、水の冷たさが余計に嬉しく感じた毎日でした。
 最近子どもたちの前でセミの話をしてからか、登園時に、わが園の小さな虫博士たちからの報告があります。
 「アリが巣に大きな羽をはこんでいたよ。たくさんいたよ」
 「せみと、せみのぬけがらと、が(・)とね、あげはちょうがいたんだよ。」
 道端で出会った身近な虫たちの世界について嬉々として語ってくれます。(セミの抜け殻と蛾もカウントされているところが何ともかわいらしく、素晴らしいと思いました。)
 目の前のことに追われて精一杯な私たちと比べて、子どもたちの心はゆったりとしていて、目に映る小さな世界は、私たち大人よりもはるかに大きな広がりを見ています。これからはバッタやトンボも楽しみですね。
 子どもたちに感化されて、秋には秋の楽しみをたくさん数えたいと思います。
 見るもの、聞くもの、香りなど今の季節の喜びをあじわいたいと願うのです。だいぶ暑さも和らいで、朝晩は涼しくなってきました。特別な秋をすごします
 

平和

新しい月を迎えて

 8月は「平和」に目を向け、子どもたちと平和であることを考える機会を得たいと思います。
 といっても、国と国の争いや戦争の悲惨さ、貧しさ、みじめさを子どもにどう伝えてよいか戸惑いもあります。
 そこで、あらためて子どもたちと保育園の中での身近な小さな平和について考えることにします。
 どんなに小さいクラスでも子ども同士での争いが生まれます。
 「ごめんね」 「いいよ」
 子ども同士でのケンカの後、お互いに向かい合って、“謝る”、“ゆるす”というやりとりをよく見ます。
 ご家庭でも「ごめんなさいは?」と子どもに伝えることがあるのではないでしょうか。
 場所のことで、使いたいおもちゃのことで、仲の良いお友だちのことで、さまざまな思いの違いが争いを生むことを知っています。前述の「ごめんね」「いいよ」のやり取りは具体的な謝る行為を伝えています。
 気をつけなければならないのは、この行為が、大人の側で「ごめんなさいは?」「いいよは?」と一端の解決へと急いでしまうことがあるということです。
 大切なのは、わたしたちが当人の心の内側を注意深く視ることです。
 突き詰めて考えると、わたしたちがその思いに気がつくことができなくて、まずは大人が「ごめんね」なのだと思うのです。
 わたしたちが、「へいわ」を実現することは、相手に何かを求めることではなく、自分自身の内側に争いの小さな種が生まれないかを考えるところから始まるということを子どもたちと確認しました。
 私たちの心の穏やかさを切に願っています。
 私たち自身が神様からの愛に励まされ、争いの種でなく、喜びの種を植えることができますように。
 

8月の聖句

あなたがたに平和があるように

ヨハネによる福音書 20章21節

言葉かけだけでなく

新しい月を迎えて

 梅雨が明けますと、本格的な夏がはじまります。
 今年は感染予防のため夏の楽しい行事もこれまで通りとはいきませんが、工夫しながら楽しい毎日を過ごします。
 保護者の皆様に、あらためて手指消毒、マスク着用をお願いしています。私たちはようやくマスクを着用しての毎日に慣れてきたように思います。
 保育園の「新しい生活様式」の一つとしてこの口元の覆った状態での保育を続けています。
 子どもたちは、表情がとらえにくい中で保育者とすごすことにだいぶ心配があったかと思います。
 私たちは、言葉かけだけでなく、表情から多くのことを子どもたちに伝えていることに気づかされます。
 しかし、同時に非言語のコミュニケーションとして、「目は口程に物を言い」ということも実感したことでした。
 霊長類の中でヒトだけが強膜が白い(白目がある)そうです。それは、私たち人間が生まれてすぐに目と目を合わせて、しっかりコミュニケーションを図るために備えられた特性であることを知ります。
 大切なことは、私たちから発せられる「まなざし」が子どもにとって、安心にいたることです。また同時に子どもたちからの「まなざし」にもとても深い思いを感じることができます。
 だから、子どもの前では特に大きく目を開いて、子どもの世界のすばらしさを感じ取りたいと願います。
 そして、少しでも、そのことをお家の皆さんと共有できればと願っています。

一雨ごとに活き活きと

だいさんへいわ 新しい月を迎えて

 恵みの雨から6月がスタートしました。
 園庭の草花やクラスで植えたプランターの植物たちが一雨ごとに活き活きとしています。まるで、皆さんの元気に呼応するかのようです。
 さて、今月からあらためて慣れ保育をスタートしています。泣いている子どもたちの心の先には、遠く離れたお家の方がいます。それぞれのご家庭での心の緊密さを思って止みません。保育士ひとりひとりは、そのことの思いを共にし、受け止めることから始めます。
 
 感染予防のために保育園では物理的な緊密化を避けています。今は対面で座ることでなく、なるべく横並びに座ることにしています。
 普段、机を囲んで遊んでいたものも一定の方向を向いて座るように心がけています。
 いつもと違う生活ではありますが、これには大切なことを教えられます。
 並んで座ることで、かえって対面で話しているより、親しさが増すこともあると感じるのです。
 子どもからも「となりにすわって。」と誘われることがあります。楽しいことを共有し、ともに歩むことにあらためて思い至るのです。
 5月の後半に保育園から動画配信をさせていただきました。新しいコミュニケーションの形を思います。
 私たちも実際に撮影してみて自粛の雰囲気の中、貴重な体験をさせていただきました。
 動画での伝わり易さもあり、今後も活用できれば良いと感じます。さらに保護者の皆様のご意見を頂戴できればと思います。
 
 衛生管理に充分注力し、楽しい毎日を過ごせるように工夫していきます。建物の外での受け入れ、受け渡しにもご協力いただきありがとうございます。
 コロナ収束まで、しばらくご不便をおかけします。

▲A棟2階木製ゲートがつきました


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