共に目に見えないところで

だいさんへいわ 新しい月を迎えて

 園庭の緑が美しく、風が気持ちの良い季節となりました。
新入園の乳児の子も保育者の抱っこや膝から少しずつ離れ、安心できる保育室やテラス、園庭にて笑顔で過ごせる時間が多くなりました。
ご家庭の皆様も新しい生活に慣れてきた頃でしょうか、保育園に預けての毎日は大人の生活のリズムもがらりと変わるため、体調を崩しやすくなります。
 お困りごとなどありましたら、遠慮なくお声かけください。
 
 幼児クラスは毎週クラスごとに礼拝をしています。
 これまでは、ホールでいくつかのクラスが集まって、文字通り集会の形をとっていましたが、今年度からはクラスごとに話しの届く距離で過ごしています。
 その日の聖書の箇所が読まれ、保育者からお話を聞き、祈りを合わせ、さんびかを歌います。
 わたしたち保育者は、子どもたちと共に目に見えないところで守られ、愛されているということを覚え、毎日をすごします。
 
 キリスト教の祭日、ペンテコステ(聖霊降臨日)は目に見えない神様のはたらきがわたしたちに与えられ、世界中に信仰が広まったことを記念する日です。
 キリストの弟子たちによって、この日から教会が始まったので、「教会の誕生日」とも言われています。
 聖書には、この聖霊が「炎」「鳩」「風」「息」と表されることから、赤いものを身につけて祝ったり、炎のモビールや鳩を飾ったりして祝います。
 2000年以上前に編まれたキリストの言葉、出来事が保育者を通して話されていることに大きな喜びがあります。

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