アドヴェント

だいさんへいわ 新しい月を迎えて

 クリスマスまでの4週間をアドヴェント(待降節)といいます。聖書の時代に救い主の到来を長い間待ったことが起源になっています。保育園ではアドヴェントカレンダーを飾り、一日一日数えて過ごします。
 
 この時期には乳児クラスもアドヴェント礼拝をして、聖書のお話を聞いています。心に留めたいのは、クリスマスの出来事は小さいもの、貧しいもの、自分ではどうすることもできない暗闇を抱えているものにこそ与えられる喜びであるということです。
 神さまの前では、私たちも子どもの一人だとされます。
 ですから、保護者の方にもこの喜びの日を知っていただくために、少しずつ飾りを増やし、子どもからおうちの方に伝わるものを大切にしたいと思います。
 
 クリスマス会でばら組はページェント(降誕劇)をささげます。
 子どもたちは自分の役を演じることで2000年前の出来事を体験します。
 そして、わたしたちはそれを見ることにより、神さまから自分に与えられた恵みとして、味わいます。
 
 聖書に「今日、ダビデの町であなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。」(ルカによる福音書 2章11節)とあるとおり、他の誰でもなく、このわたしのために救い主が生まれてくださった…。
 職員もお家の方もご一緒に子どもから教えていただく機会。それもクリスマスの喜びの一つであると確信しています。クリスマスおめでとうございます。

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