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だいさんへいわ 新しい月を迎えて
2025年1月4日
年末年始と土、日曜日で、九連休というご家庭も多かったようです。
心あたたまるクリスマス会を経て、ご家庭で喜びの期間を長くすごすことができたからでしょうか。
新年最初の子どもたちの笑顔の中に、すごく満たされたものを感じています。
昨年十二月は恵みの多いクリスマスを保護者の皆様と味わうことができました。
膝元から離れてステージに上がり、みんなで「おほしがひかる」を踊ってくれた乳児クラス。
かわいいうさぎに、三匹のやぎやトロルたち。
ばら組のページェントも、お互いに支え合う様子が随所に見られ、一つの大きな行事を乗り越えて、お互いを思う気持ちが一段と深くなったのではないかと感じています。
今年、普段の保育では、それぞれの生活や遊びのペースがあり、「みんなで一緒に」ということよりも、「子どもたち一人一人がやりたいと思うことを大切にしよう」とした毎日でした。
そこでクリスマス会をどのようにすごそうか、保育者間で思いが巡りました。
お家での練習に立ち会われたこともありまして、ますます当日に向けて、ご家庭ごと思いが深まったのだろうと思います。
各ご家庭ともクラスの「今」に心を寄せていただきました。
ありがとうございました。
保護者の皆様とも礼拝を共にささげました。
喜びのクリスマスの意味を集まった皆様と知り、思いを一つにすることができました。
良い祝いの時でした。
励ましのご意見、心あたたまるエピソードもたくさんいただきましたこと、感謝申し上げます。
だいさんへいわ みことば
2025年1月4日
☆1月の聖句
イエス様は羊飼い、羊は私たちです。良い羊飼いは「羊のために命を捨てる」とあります。
一人ひとりの様子をよく知っておられる方が命をかけて守ってくださるので、わたしたちは安らかでいられることを、この聖句から知ることができます。
だいさんへいわ 新しい月を迎えて
2024年12月1日
待降節からクリスマスへ―。
各クラスともクリスマス会の当日に向けて、備えの時を過ごしながら、喜びの時を少しずつ温めているのだと実感しています。
ばら組の子どもたちは降誕劇(クリスマスページェント)をささげます。
配役が決まり、台本が渡され、練習が進んでいます。
今日は園庭の砂場にて、シャベルをマイクがわりに自分のパートを口ずさんで遊ぶ子どもの姿がありました。
とても楽しみにしています。
乳児クラスはペープサートの中で、すみれ組とゆり組は礼拝のお話の中で主イエスの降誕の出来事に触れます。
このクリスマスは誰の祝いかという問いかけがあります。
「サンタクロース?」
「わかった!イエスさまのたんじょうびだから、あかちゃんイエスさま?」
子どもたちから、そういう声がありそうです。
皆さんにお知らせしたいのは、クリスマスは、その知らせを聴いた一人一人のお祝いであるということです。
神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。御子を信じる者が一人も滅びないで永遠の命を得るためである。
(ヨハネによる福音書三章十六節)
クリスマスの喜びを知る子どもたちに、保護者の方お一人お一人に、わたしたち保育者もまた、この出来事が「このわたし」に与えられた恵みであると心から信じることができますように。
クリスマスおめでとうございます。
2024年も無事に過ごすことができました。ひとえにこの保育園に関わってくださった皆様のお支えによるものです。感謝しています。
だいさんへいわ みことば
2024年12月1日
☆12月の聖句
町はずれで、貧しい羊飼いたちに天使が告げた言葉です。
誰の目にも映らないようなこの私に救いの喜びが与えられたのです。
だいさんへいわ 新しい月を迎えて
2024年11月1日
十一月一日、ばら組の子どもたちと秋晴れの畑ですごしました。
お弁当のご用意ありがとうございました。
毎年、わたしたちの園の芋掘りは観光農園でなく、実際の農家の方の広大な畑に伺って、育った芋をつるごと引き抜くところから始めます。
今年もベニアズマの成育が良く、このところの雨を経て、さらに大きくなったとのことでした。
長いつるを引っ張って、いくつもつながった色鮮やかなさつまいもが顔を出します。
「だれか~、こっちのおいもをひっぱるのをてつだってー」
生まれたばかりの赤ちゃんを抱えるように掘り当てた芋を大切に抱えている姿が印象的でした。
「そっちは、よその家の畑ですよー!」
気がついたら、子どもたちは夢中になり、隣の畝(うね)まで掘り進めるほどでした。
園庭でも公園でも体験できない時間を、保育者と共に味わいました。
自然の中です。芋づるを持ち上げるたびに当たり前のように大きな虫や蛙、カナヘビもあらわれます。
ひとりの子がぽつりとこう言いました。
「この畑にはたくさん虫がいるっていうことは、お芋たちもさみしくないよね」
大人からはなかなか出てこない表現ですよね。感動をおぼえます。
子どもたちの心の中には、虫には虫の、芋には芋の豊かな物語があります。
目に見えない世界を子どもたちが見ていることに気づかされつつ、秋の収穫に感謝するひと月をすごします。
だいさんへいわ みことば
2024年11月1日
☆11月の聖句
神からいただいた喜びは自分だけのものとしない。
むしろ、自分の内側から溢れる喜びは、周りの人に伝え、感謝となって表れることだと思います。
今月は、収穫感謝の礼拝をこの聖句によって、祝います。
だいさんへいわ 新しい月を迎えて
2024年10月1日
風が心地よく感じられるようになりました。
今夏は屋上に人工芝を敷きました。
最近、涼しい日を選んで、0歳児クラスの子たちも屋上へ行き、這い這いですごし、秋の高くて広い空を見上げる機会がありました。
「きもちいいねー」と子どもの声が聴こえてくるようなそんな笑顔と共にすごしています。
次はいよいよ四人乗りのお散歩バギーにも挑戦し、少しずつ戸外の様子も味わえるようにしたいと思います。
幼児クラスも散歩先や園庭で秋の実りをみつけたり、木々の香りを感じたりと外に出ることの楽しみがますます増えていきます。
「たのまれていた枝をひろってきたよー」
散歩から帰った四歳児クラスの子が早速公園からお土産を届けてくれました。
めいっぱい身体を動かしたからでしょうか、給食室から「〇〇組さん、おかわりのごはんたりないそうです」と内線が職員室まで聞こえてきます。
この秋、第三平和保育園は新しく絵本の部屋を作りました。
「保育園にいる間に良い本に出会ってもらいたい」との願いから職員室で保管していた絵本をいつでも手に取れる環境にしました。
皆さんの中にも、思い入れのある一冊があるのではないでしょうか。ぜひお知らせください。
これからは、保育者からのおすすめの本や季節に合わせた絵本を紹介し、よい時間を過ごせる機会を増やしていくことを考えています。
読書の秋にあわせて、子どもたちの世界が広がっていきます。
だいさんへいわ みことば
2024年10月1日
☆10月の聖句
保育園では、ときに子どもたちが一つの思いで心を合わせるときがあります。
周りの人の痛みも喜びも自分のこととして考える大切な時間です。
だいさんへいわ 新しい月を迎えて
2024年9月1日
この夏は、各クラスとも涼しい部屋の中でたくさんの体験をしました。
心と身体が満たされたのでしょうか、ばら組の子どもたちから、「しあわせだね~」との言葉が聞かれ、満足した様子にわたしたちもほっとしています。
この季節、保育者養成校より、実習生を迎えています。
今の保育の一番新しい学びを座学にて学んでおられる方の子どもを見るまなざしにこちらも襟元を正される思いがします。
学生の方々は卒業して、資格が得られるとすぐに保育者としての歩みが始まります。
ご家庭でお子さんが与えられて、すぐにママ、パパと呼ばれるように保育者として立てられると「先生」と呼ばれます。
子どもと関係を気づき、保育者となるには、ご家庭と共に一つ一つ時間をかけて、経験を積み上げていく必要があります。
若い保育者の魂を思い、あたたかく迎えていただきたいと願っています。
また、ばら組の保護者の方の保育へのご参加に感謝しています。
たくさんの子どもたちに囲まれ、楽しかったと伝えてくださったご家族の笑顔が印象的でした。
一日の様子や子どもたちと大切にしていることを、深く知っていただく機会があり、うれしく思います。
クラスごとの企画にも、積極的にご参加いただき、活動の中から気づきのことをお知らせください。
大人と子どもとたくさんの喜びを共に、といつも願っています。
だいさんへいわ みことば
2024年9月1日
☆9月の聖句
大人と子ども、性別や国、身体の大きさ、考え……、人は自分と他者と比べて様々のことに悩みます。
私たちをつくられた神は、一人一人に違いをもって、特別な仕方で養ってくださる方です。
そのまなざしに気がつきたいと願います。
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