小さな虫博士たちからの報告
2020年9月1日
今年は暑さが厳しかったので、水の冷たさが余計に嬉しく感じた毎日でした。
最近子どもたちの前でセミの話をしてからか、登園時に、わが園の小さな虫博士たちからの報告があります。
「アリが巣に大きな羽をはこんでいたよ。たくさんいたよ」
「せみと、せみのぬけがらと、が(・)とね、あげはちょうがいたんだよ。」
道端で出会った身近な虫たちの世界について嬉々として語ってくれます。(セミの抜け殻と蛾もカウントされているところが何ともかわいらしく、素晴らしいと思いました。)
目の前のことに追われて精一杯な私たちと比べて、子どもたちの心はゆったりとしていて、目に映る小さな世界は、私たち大人よりもはるかに大きな広がりを見ています。これからはバッタやトンボも楽しみですね。
子どもたちに感化されて、秋には秋の楽しみをたくさん数えたいと思います。
見るもの、聞くもの、香りなど今の季節の喜びをあじわいたいと願うのです。だいぶ暑さも和らいで、朝晩は涼しくなってきました。特別な秋をすごします