1月2024

子どもたちの心の変化は

だいさんへいわ 新しい月を迎えて

 今年の元旦は地震のアラートを聞き、大変に驚きました。
 皆様の中でも家族の団欒の中で地震や事故の報道に触れ、ご不安にあったかと思います。困難さの只中にある北陸の被災地を思い、心からお見舞い申し上げます。

 さて、子どもたちは年末年始のお休みの間、楽しく過ごしたことがよくわかりました。集まって座っていても、お互いの喜びの報告が続いて、にぎやかな様子です。
 そのような中で子どもたちと新しい年最初の礼拝をささげました。
 「心の貧しい人々は、幸いである」(マタイによる福音書 5章3節)
 イエス様の話を聴くために集まった人たちは、貧しさや病気、困難さを持っている人々でした。そういった人々を前に、そういう人は幸せだとイエスさまが言うのです。たくさんのものに満たされた私たちは心の中を何で満たして喜びとするでしょうか。
 今日の話は子どもに届いたように思います。
 他者に心が向かうことができる優しい子どもたちです。
 被災地のことを思う気持ちも相まって、礼拝後の子どもたちの心の変化は表情からわかりました。
 保育園の中でいただくあたたかな光が少しでも周りの方を明るくすることができますように願っています。
 利用者の皆様、また保育者を含め関係の方々から被災の状況を伺っております。当施設でも出来うる支援が果たせたらと願います。
 今年一年も争いや災いから、子どもたちが守られるように、毎日感謝と喜びをもって、歩むことができるように願います。
 これまでのお支えに感謝するとともに、新しい年もよろしくお願い申し上げます。

愛は

みことば

☆1月の聖句

コリントの信徒への手紙一 13章4節

結婚式でよく読まれる聖書の箇所です。
相手を思う心とは時間をかけて育まれるものであることを教えています。イエス様は私たちのために待ってくださる方です。