この美しい自然がなくならないように
2017年9月1日
トンボや トンボ
むぎわら トンボ
しおから トンボ
ひなたは あつい
こちゃきて とまれ
~となえうた~
本当に暑い夏でしたね。子どもたちが熱中症にならないようにと様々な配慮をしましたので、みんな元気に夏をのりきることができました。ほっとしています。
この異常な気象は昔から研究者や専門家によって警告され続けています。しかし、地球規模になるとどうしようもなくなってしまっているのではと危惧しています。
アメリカのベストセラー作家であり海洋生物学者であるレイチェル・カールソンは「沈黙の春」の告発本で地球環境の実態を教えてくれました
「子どもたちの世界はいつも生き生きと新鮮で美しく、驚き、感激にみちあふれています。生まれつき備わっている子どもの“センス・オブ・ワンダー”をいつも新鮮に保ち続けるためには、感動を分かち合ってくれる大人が少なくともひとり、そばにいる必要があります。」
センス・オブ・ワンダーより抜粋
今年は蝉の鳴き声もあまり聞こえなかったし、清里キャンプでもいつもはたくさんいるトンボも少なかったなと感じました。
自然破壊はこんな身近なところにも影響しているかと考えてしまいました。子どもの世界は自然を感じながら過ごしています。この美しい自然がなくならないようにと祈るばかりです。
本の紹介(貸し出しします。寺木まで)
「センス・オブ・ワンダー」(新潮社)
作 レイチェル・カールソン
訳 上遠恵子
写真 森本二太郎(素敵な写真です)