5月2021

自然と背中がしっかりしてくるような

だいさんへいわ 新しい月を迎えて

 木々は緑を深くして、雲雀がかわいく鳴いているのを耳にしました。子どもたちと外の広がりに目を向けて過ごしていく五月としたいものです。
 長いお休みの間は楽しく過ごされたでしょうか。
 新型コロナのことも影響して、ご家庭で静かな毎日を過ごした方も多いように思います。
 四月に入園したばかりの子どももお部屋や大人に慣れてきました。ここからは生活や時間、見るもの聞くものに少しずつ自分らしさが出てくるかと思います。
 子どもの日を経て、この時期の乳幼児期の育ちのことを思います。殊に乳児クラスの今月のテーマは這い這いの大切さをおぼえています。健康体育でご指導いただいている桑村先生から伺うところでは、人間は生まれてから二足歩行へと移行するまでに、寝返りから腹ばい、這い這いから高這いへというように低い姿勢から高い姿勢へと段階をともなって、育っていきます。
 このところは身体の軸がしっかりとした状態になるまで、よく見ていく必要があります。確かに幼児クラスの子どもたちを見ていると椅子に座っても、姿勢が保てなくて、机にひじをついたり、背中が丸まっていたりとどうも身体がぐにゃりとやわらかい子が多い気がしています。
 日常の遊びの中にくぐり棚やトンネルを用いたり、階段を四つ這いで上がったりしながら、自然と背中がしっかりしてくるような遊びを取り入れていきます。
 
 玄関先対応を行っていることが続き、何とか日ごろの保育の様子をお伝えできるようにとクラスのお知らせを貼るようにしています。お待ちいただく間にご覧頂けたら幸いです。
 ピスティスの会の職員研修のため、ご協力いただきましたこと、心から御礼申し上げます。日ごろの豊かな保育のために資するように有意義な時間を過ごさせていただきます。

神は

みことば

5月の聖句

ヨハネの手紙一 4章 11節

 私たちは神に愛されたものとして、生まれてきました。これは大人も子どもも等しく同じ恵みが与えられています。自分を大切にし、自分の周りの人を大切にします。