すすんで、自ら、元気よく
2021年6月1日
雨の合間をぬって、降り注ぐ初夏の日差しに暑さ対策を講じる日も多くなってきました。
ばら組の子が屋上でお弁当を食べるために、私がテントを出していたら、「ありがたいねぇ」と口々に伝えてくれて、思わず吹き出してしまいました。
天候と相談しながら、戸外での活動も豊かになってきました。
園庭では今年もレモンの木にあおむしがきました。
子どもたちは蛹から蝶になって飛び立つことを楽しみに大切に見守っています。
(今は食べられすぎて、葉っぱがなくならないようにネットをかけています。)
フェンスの向こう側の国道のにぎやかさに比べて、保育園の庭では穏やかな光景があり、ゆったりと時間が流れています。
園庭を作ったときに「植えてあるものを子どもたちが好きにむしったり、抜いたりしてもいいように」とシロツメクサを植えています。
子どもたちとプランターでの植物の栽培など、毎日の変化に気づきを得ながら、小さないのちの成長をじっと見つめています。
6月はひと雨、ひと雨、軒下で恵みの雨を眺めつつ、保育室内でも喜んで本格的な夏を待ちます。
感染症対策で玄関での受け入れ、受け渡しを続けています。長くお待たせしてしまい、ご不便をおかけしております。なるべくスムーズに行えるよう努めます。
職場復帰の保護者の方も、また子どもも新しい生活時間が整ってきたことで、一日のリズムがついてきました。
そこで朝はあいさつから気持ちよくスタートする習慣を持ちたいと思います。「すすんで、自ら、元気よく」を合言葉に、保護者の皆さん同士もぜひ声を交わしあって、一日が始まりますように願っています。