五感を使って

だいさんへいわ 新しい月を迎えて

記録的な暑さの中、子どもたちは夏を全身で楽しんでいます。
今年は、屋上に広めの人工芝を敷き、上からミスト、下から噴水が出るようにして、楽しみもたくさん味わってもらえるようにしています。
園庭では、築山にブルーシートを敷いて、簡易のウォータースライダーにして遊んでいます。
水遊びの楽しさは涼をとるだけではなく、その水に触れる感触や「水を流す」「かける」「汲む」など、体験を通して、表現される言葉を知る機会でもあります。
あらためて、保育園はあそびという行いを通して、さまざまなことを五感を使って自分のものとする場所なのだと教えられます。

水のことと言えば、先日は濁り水の影響で、皆様には多くのご不便をおかけしました。
調理設備への影響はもちろんのこと、一時的にトイレが流れなくなった時間があり、慌てて、バケツやらペールに水をはったり、非常用のトイレの凝固剤を準備したり、災害時さながらの対応に迫られました。
幸いにして、当園はスムーズな復旧に至りましたが、普段当たり前のように使っている水道に不具合があると、保育園の生活にもこれほどまでに影響するのか、と保育者一同考えさせられました。
利用時間の調整、家庭保育の協力にも感謝申し上げます。

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