8月2024

五感を使って

だいさんへいわ 新しい月を迎えて

記録的な暑さの中、子どもたちは夏を全身で楽しんでいます。
今年は、屋上に広めの人工芝を敷き、上からミスト、下から噴水が出るようにして、楽しみもたくさん味わってもらえるようにしています。
園庭では、築山にブルーシートを敷いて、簡易のウォータースライダーにして遊んでいます。
水遊びの楽しさは涼をとるだけではなく、その水に触れる感触や「水を流す」「かける」「汲む」など、体験を通して、表現される言葉を知る機会でもあります。
あらためて、保育園はあそびという行いを通して、さまざまなことを五感を使って自分のものとする場所なのだと教えられます。

水のことと言えば、先日は濁り水の影響で、皆様には多くのご不便をおかけしました。
調理設備への影響はもちろんのこと、一時的にトイレが流れなくなった時間があり、慌てて、バケツやらペールに水をはったり、非常用のトイレの凝固剤を準備したり、災害時さながらの対応に迫られました。
幸いにして、当園はスムーズな復旧に至りましたが、普段当たり前のように使っている水道に不具合があると、保育園の生活にもこれほどまでに影響するのか、と保育者一同考えさせられました。
利用時間の調整、家庭保育の協力にも感謝申し上げます。

平和を実現する人々は

だいさんへいわ みことば

☆8月の聖句

マタイによる福音書 5章9節

子どもたちにとって平和とは何でしょうか。
礼拝の中では、ばら組の子が平和の反対は「じごく」と言っていました。なるほど恐ろしいものの対極に、平和があるということをわかっているのだと思いました。
お互いの違いの中に必ず争いが生まれます。
「平和になる」のではなく、「実現すべき行為としての平和」ということに思いが至ります。
平和を思う。祈る。つくる。平和保育園の子どもは誰よりもそのことを大切に聞いてきたのではないかと信じます。八月は、平和を思うひと月です。

暑さ指数のこと

だいさんへいわ

連日危険な暑さが続いています。
子どもの体調を気にしつつ、涼をとる遊びも始めています。
保育園では、黒球式暑さ指数計を用いて、園独自で屋上や園庭の指数を計測しています。日除けのテント、ミストシャワーなどを活用し、短い時間で水遊びを楽しみます。