子どもに流れている時間で考える

だいさんへいわ 新しい月を迎えて

笑顔から良い時間をご家族ですごされ、心が満たされていることを感じます。
このところ新語「タイパ(タイムパフォーマンス・時間対効果)」のことをよく耳にします。
かけた時間の中でいかに満足が得られるか。会議の効率化や趣味などに意識されるようです。
保育園の営みも効率化の波が来ています。ICTを活用した記録の提出や出欠管理など、子どもたちに直接関わらない部分をいかに効率的にして、子どもの育ちに向き合う時間に充てられるかということを考えるようになりました。
一方、保育現場にて、子どもと関わることに時間の基準を当てはめていくのは難しく感じます。大切なことは子どもに流れている時間で考えるということだと思います。
今の子どもの様子をよく見て、よく考える。一人ひとりの子どもの育ちを焦らずにじっくり待ちたいと思います。本年もおうちの方皆様と共に子どもの育ちを喜びとする毎日を過ごしてまいります。
これまでと変わらぬお支えをよろしくお願い申し上げます。

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